取り込み再生のみ①Crackin本作から制作がマイケル・オマーティアンになり、AOR度がグッと上昇。前作のファンキーさと次作のメロウさの中間を行く絶妙なサウンドです。本作のみガイドに未掲載の為侮られがちですが、M-1ではアイズレーの"HARVEST FOR THE WORLD"系のズントコリズムにファルセットが絡み、M-7ではエレピ+コンガ+フルートの黄金律がメロメロさせるド級のミドルです。未聴の人はもったいなさ過ぎなので早く聴いて!!②Makings Of A Dream西のタワー・オブ・パワー、東のクラッキンと呼ばれた大所帯グルーヴに身を任せるしかないファンキー傑作です。ゆったりとしたイントロからサビの16ビートで爆発する"FEEL ALRIGHT"、エレピ+テレキャス+レスリー・スミスのファルセットが信じ難い化学変化を生み出した必殺のミドル"TAKE ME TO THE BRIDGE"、この冒頭の2曲を聴いただけでこのアルバムは当たりである事がお分かり頂けるはず③Special Touch数多くのAOR名作にその名を残す名プロデューサー・チームであるバネッタ&チュダコフ、そして名ヴォーカリストであるレスリー・スミスを擁する白黒混成の大所帯バンド、クラッキンの4枚目にしてラスト作。ライトメロウ好きはやっぱりコレでしょう!! 冒頭の軽快疾走チューン、"Double Love"、ロビー・デュプリー作の"Nobody else"など素晴らしい曲連発ですよ。リズム隊の二人は言うに及ばず、前作に引き続いて制作を受け持ったマイケル・オマーティアンのエレピ、ファルセットが風に舞うレスリー・スミスのヴォーカルなど総合点で満点付けちゃいたい正に「メロウ・クラシック」です!!soul funk aor 金澤寿和